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仕事ときどきクリエイター気分。コンクールで入賞!

専門職・技能職ブログ編集人の下平です。

今回は、「意外な特技を持つ」社員をご紹介します。

「デザインしたり、イラストを描くのが好き」で、趣味で描くだけでなく、ポスターコンクールにも応募。愛知ビルメンテナンス協会主催の「労働安全衛生」啓発作品コンクールに入賞するなど、実績もバッチリ!というみなさんです。 ごらんのポスターは、入賞者の作品の一部です。製作者は、左端上段が山本裕子さん、下段が川瀬敏也さん、中央の上下段は栗木誠也さん、右端の上下段が小島正裕さんです。 (画像で人となりを紹介できないのが残念です。)  

好きなことと仕事がつながると・・・

「労働安全衛生(働く人や職場の安全と健康を守る)」という、カタいけれども大事なことをいかにわかりやすく伝えるか、とても難しそうです。

-どんな時にアイデアを思いつくのですか。

「たとえば、棚の上の物を取ろうとしている方の足元が不安定な場面を見て、「自分も気をつけなきゃ」と思うとともに、ポスターのアイデアが浮かびました」。 「慣れているからこそ油断してしまい、ひと息ついた時に安全策が不十分だったと気づくことってけっこうあるように思いました。自分への反省もこめて、みなさんにも意識していただけたらという思いを込めました」。(山本さん)

-そもそも制作しようと思ったのは?

「地域の活動でイベントの案内チラシを作ることがたびたびありました。 子供たちや親御さんたちに、どうしたら興味を持ってもらえるか、 参加したいと思ってもらえるかを思案しながらチラシを作ったのですが、 「自分はチラシやポスターを作るのが好きなんだ」と思い制作しました」。(小島さん)

-どんなふうにアイデアをかたちにしていくのですか。

「まずはテーマの趣旨を理解すること。それからキャッチフレーズを考えます。絵柄を考えるのはその後ですね」。 「あらかじめアイデアが浮かぶ時もあるのですが、何も思いつかなくて手を動かしていると何となく浮かんでくるというか、やってみたらこんなものができた、ということもあります」。(栗木さん)

-何かを生み出す、創ることの楽しさって何でしょうか。

「イメージとして描いたものを形にしていくことです。何度も手直しを繰り返して、イメージしたものに近づいていく。楽しくて集中しますね」。 「仕事にも通じるところがあって、快適な環境って何だろうとイメージしながら、自分たちに何ができるか発想する。そして、カタチ(つまり、改善策や新たなやり方)を提案する。自分の関わったことが、目に見えて形づくられていくのを見るのは楽しいですよ」。(小島さん)

仕事を熟知しているからこそ、労働安全衛生の押さえるべきポイントがわかる!しかもポスター制作を通じて、それが広く伝わります。自分の特技が業界全体への貢献にもつながるって、手ごたえがありますよね。

「想像するのが楽しい!」
「一瞬で注目されるようなものができた時の達成感が何ともいえない」
「発想をカタチにしたものがお客様に『これは安心だね』とか、
職場で『こんなことができるんだ』と言われるとやりがいを感じます」。

ことばにするのが難しいこの充実感。みなさんに伝わるとうれしいです。

*ポスター制作者
山本裕子さん(FM第1セクター)、川瀬敏也さん(FM第2セクター)
小島正裕さん・栗木誠也さん(FM第3セクター)
いずれも名古屋事業部