飯倉 翔太
2013年入社
どんな仕事ですか?
都内にある高層ビルで2年間セキュリティスタッフとして勤務した後、超高層ビルオープンに伴い異動。班長、副隊長を経て、今は警備長として勤務しています。
警備長という立場になると、スタッフの労務管理、教育指導、お客様対応、工事作業に伴う各種申請の確認と出入り管理・安全管理、オーナーや管理会社および本社へ提出する書類作成など、仕事が多岐に渡ります。
現在のビルは1日2万人余の人が往来するため、気が引き締まる思いです。お客様にいいサービスを提供するには、土台となる職場の良好な人間関係が大事だと思っています。
みんなで話し合って知識・技能の向上の為、救命講習の受講やサービス介助士の勉強も始めています。
どうしてこの仕事を選んだのですか?
そろそろ正社員の仕事を探そうと思った時、知人の紹介で大成を知りました。がっちり体育会系の仕事かと思いきや、お客様と接する場面が多いし、話しやすい職場の雰囲気で安心しました。直感的に私の性分に合っているように思いました。
1日の業務内容
シミュレーションから一日がスタート。
制服に着替えて業務開始。今日の業務予定とメンバーを頭の中でシミュレーションします。
朝礼では宿直勤務者からの申し送り事項と注意事項を確認、スタッフの体調も確認します。
続いて、ビル管理会社など関係先に日誌を送付。臨時警備の見積もり打ち合わせや、契約関係書類の作成もします。
災害発生を想定した訓練指導
毎日日中に、災害発生を想定した訓練指導も行っています。大規模ビルで収容人数は多く、店舗などテナントも多彩なだけに、想定される事象は限りがありません。
また、約30名のスタッフがいるので、誰もが適切に行動できるように訓練は怠らず、細部まで指導。特にビルには女性客も多いので、女性スタッフは大事な戦力です。
お客様の期待に応えたい。
お客様からの問い合わせやトラブル(救急対応など)があれば、最優先で対応します。正確な情報収集を心がけ、全体像を把握することで迅速に対応でき、冷静にスタッフに指示ができます。判断力が求められる瞬間なので緊張感があります。
ビル管理の関係者が集まる定例会議では、警備の立場から求められることを考え、しっかり準備して出席するようにしています。
インタビュー
仕事のやりがい、魅力とは?
職場のチームとして「自衛消防隊審査会」に毎年参加しています。審査会に向けての練習も計画を立てしっかりやります。15チームほど参加する中で、2017年には念願の優勝。「ついにやった!」とみんなで喜び合いました。自分たちの仕事の自信にもなりました。
私の職場では若手社員も仲が良く、野球やフットサル、ダーツなど、時に集まって楽しんでいます。 年齢や立場に関係なく発言しやすい雰囲気づくりを心掛けていますが、仕事とのけじめはしっかりつけて、お客様から信頼される仕事をしていきたいと思っています。
プライベートの時間の過ごし方は?
月1~2回、休日に草野球をしています。草野球は職場の副隊長に誘われて参加するようになりました。私以外にも職場スタッフが何人か参加しています。やっているといつの間にか本気になり、みんなで汗をかいてプレーし、楽しいです。
転職する方へ「ひと言」
セキュリティの仕事は誤解されがちですが、実際はお客様から頼られたり、感謝されることが多いやりがいある仕事です。
実際にけがをされた方や体調がすぐれない方の応急対応をして、救急隊員の方やお客様に感謝されることも少なくなく、警備員冥利に尽きます。自分が社会の役に立っていると実感できる仕事です。